この段落の直前にあるのは <h2> です。HTML5なので、見出しレベルリセット可能なのですが、基本やっていません。例外としてサイトタイトル及び文書タイトルが両方ともh1です。
h6は使わないので未設定です
Line-heightは2に指定しております。段落ごとに1行ぶんくらいの空白が空きます
補足説明とか
匂いって何だろう?
私は近頃人の話をきいていても、言葉を鼻で嗅ぐようになった。ああ、そんな匂いかと思う。それだけなのだ。つまり頭でききとめて考えるということがなくなったのだから、匂いというのは、頭がカラッポだということなんだろう。
青鬼の褌を洗う女 坂口安吾
見し秋を何に残さん草の原一つに変はる野辺のけしきに
(q要素) (Time要素)
わたしは病的な人間だ……わたしは意地悪な人間だ。わたしは人好きのしない人間だ。これはどうも肝臓が悪いせいらしい。もっとも、わたしは自分の病気のことなど、これっからさきもわかっていないし、それに自分の体のどこが悪いのか、それさえ確かなことはわからないのだ。わたしは医術や医者を尊敬してはいるけれど、医療というものを受けていない。またこれまでもかつて受けたことがない。その上おまけに、わたしは極端に迷信家なのである。まあ、いわば、医術など尊敬する程度のかつぎ屋なのである(わたしは迷信家にならないですむくらいには、十分教育を受けているのだけれど、それでもかつぎ屋なのである)。なに、意地でも、医者の治療なんか受けたくない。これなぞは、確かに諸君の理解を絶したことに相違ない。ところが、わたしにはそれがわかっているのだ。(ドストエフスキー「地下生活者の手記」)
私がこれから書こうとしているきわめて奇怪な、またきわめて素朴な物語については、自分はそれを信じてもらえるとも思わないし、そう願いもしない。自分の感覚でさえが自分の経験したことを信じないような場合に、他人に信じてもらおうなどと期待するのは、ほんとに正気の沙汰さたとは言えないと思う。だが、私は正気を失っている訳ではなく、――また決して夢みているのでもない。しかしあす私は死ぬべき身だ。で、今日のうちに自分の魂の重荷をおろしておきたいのだ。私の第一の目的は、一連の単なる家庭の出来事を、はっきりと、簡潔に、注釈ぬきで、世の人々に示すことである。それらの出来事は、その結果として、私を恐れさせ――苦しめ――そして破滅させた。(ポー「黒猫」)
2017年05月24日 いくつか書いてない背景があります。正直、推理小説とかではないので想像してくれればそれでいいんですが、力不足もあるし、蛇足ですが一応
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